国定公園栗駒山の山麓に広がる、高原のまち。米づくりが盛んなことはもちろん、高原大根やイチゴ、リンゴ、ナメコや椎茸などのキノコ類、コゴミやタラノメといった山菜など、一年を通して豊富な作物がどっさり採れます。文字地区には、こうした栗駒の農山村生活を伝える「長屋門のある家」が多く残っていて、昔は農作業のための寝泊りの場として使われたスペースを、子供部屋や書斎、倉庫として今の暮らしに活かしている家も。この文字地区には日本最古の藍染技術「正藍染」を守り伝える千葉家があり、清流に染布を洗う風景を見ることができます。