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築館

まんぷくマイスター:ダイチ 鈴木智善さん

目の前のお客さんに食べてもらう気持ちで、レストランの厨房で生まれる新商品
「関村さんが育てた漢方和牛と、その育てかたを活用した漢方三元豚。このお肉はほんとうにおいしい。脂身がさっぱりしてて、赤身にちゃんと風味があってやわらかくて。このおいしさがあるからこそ、新商品づくりは楽しいし、苦しいねえ」。そう言って鈴木さんは笑います。楽しさは、「このおいしさをみんなに知ってもらえる」というワクワク感。苦しさは、「ほんとうに素材のおいしさを活かしきれているのだろうか」という試行錯誤。「“瓶詰やレトルトだから、生のお肉をレストランや家庭で料理したものには適わない”。そんなふうに考えたらつまんないよね。それに、そんなレベルの商品をつくったら、関村さんたち生産者の方たちにしかられちゃうよ。漢方和牛と漢方三元豚のすごさを楽しんでもらうための商品づくりなんだから」。「まんてん」の厨房に立ち、鈴木さんは新しいアイデアをかたちにします。吟味された調味料やスパイスをつかい、調理の手間や時間のかけかたもレストランと同じ。目の前に座るお客さんに食べてもらうのと同じ気持ちで、鈴木さんは試作品と向き合うのです。カレーやハンバーグ、漬け込みのお肉やブームのきざしありの肉ダレ。そのおいしさの秘密は、こんな手作りの商品開発にあるのでした。
きれいなピンク色に細やかなサシの入った漢方三元豚。さっぱりとした脂がヘルシーです。

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